分かりにくくないし逆に分かりにくくない続編

行ってきましたー!!

1999年、当時のジャスコ1階テレビ売り場でかかっていたマトリックスを食い入る様に観てそのまま走り出していた僕はその後DVDでまたハマり

リローデッドレボリューションズは勿論何度も見返しています。

まさか再びこのマトリックスの新作をお目にかかれるとは。

最初はこの作品に対しては否定的でした。

リブート版てこけるんちゃうの、、、。

名前を出して申し訳ないですがターミネーター新作やインデペンデンスデイのズッコケを目の当たりにしたここ数年。

思い出のまま終わらせてよ、、、
と思ってました。


実際観てどうだったか。




ブンブンに振り切ってましたね。
これまでのマトリックスを愛している人向けにブンブンに振り切ってました。

この新作から観はじめる人の事を考えて中途半端になるより
あそこまで振り切っていたら逆に気持ち良いのではないでしょうか。


あのBGMは!
あのお店のあの食べ物は!
この部屋は!
このキャラは!

映画の紹介をご覧になられた方はご存知かと思いますが、

かつてネオだったあの主人公は再びアンダーソンとして生活しています。

しかもマトリックス3部作はアンダーソン君の作り出したゲーム。

メタ発言、メタグッズも山盛りです。


でも、自分が描くものは本当に虚構なのか、、、?

現実ってなんやっけ、、、?

って葛藤からはじまる訳です。


なのでこれまでのマトリックスを知らない人は感情移入できんと思います。

ダイジェストでもええから何かしら観て行った方が良いかなと。

ただ、

これまでのマトリックスが好きな人
観ていた人には

めちゃくちゃ分かりやすく作ってくれてます。

それはあの色やあの発言や、、、

やからこそハラハラしてしまいます。

いやいやこれフラグやん!
どうなんの?!
やっぱあの時みたいになんの?!

そういう意味でうまい具合にレザレクションズの世界に入り込めます。


賛否両論と言われそうやけど、
最初から否になりそうな意見なんて眼中にないです。

分かった上ですよねきっと。
だからこその爽快感がある。

マトリックスを愛してくれている人への映画でした。



そしてもう一つ。
マトリックスの大きなテーマとしてあるのが、

目の前の世界は本当ですか?
あなたはプラグに繋がれたままの人生で良いのですか?

ってところ。

今回の敵はエージェントだけでなく、
マトリックスの中で生活している人間を制御する為のモブ集団。

ゲームで言うところのボットキャラ達。

彼らはAIなので普段は人間として当たり前に生活していますがマトリックスの異常を処理する為に一度スイッチが入ればもう。

大群で襲いかかってきます。

私達が生きるこの世の中をマトリックスだとすると

管理された社会の中で自分の人生と向き合わずぼーっと過ごしてる人達、それを安全だと考えてる人、特に今の世で情報に簡単に流されてる達がプラグに刺さった状態。

これまでのマトリックスではそこまでだったのですが、

最近Twitterなどでも見かける、
一方の呟きや切り取られた動画のみで全てを判断し

集団で一部を叩きにかかる人達。

あの人らホンマはボットかも。
自分ら飼い慣らされた羊だけじゃなく下手したらボットかもよと言われてる気がしました笑



最後に、今回は良い意味で裏切られた展開が何個かありまして

エンドロールには一文
愛に関してのメッセージが添えられます。

なるほどなー。
難しい設定やら何やらありますけど、

1番強いパワーは愛なのだなと。

愛をテーマに観てみるとまたこの作品を楽しめます。



そんな感じでプラグを抜いて目覚めたい。
たまに目覚めるけど割と「あぁー」とか言ってまたポッドの中に戻っちゃうOGのレビューでした。

今日は割と目覚めてる!(?)笑

OG.HOUCE

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